MENU
ぷっぷさん
新潟市在住の夫婦ふたり暮らし。
趣味はアウトドアと温泉めぐり。
今週末も、まだ見ぬ新潟探訪へ。
アーカイブ

【観光】胎内高原の「奥胎内ヒュッテ」で絶品ビーフシチューを食す!飯豊連峰の大自然に包まれよう

こんにちは!ぷっぷです。

やっと。やっと長くて寒かった冬を終えて、新潟にも新緑の季節が訪れました!

この季節の空気は、どこか生気に満ちていて元気になりますよね!

今回ご紹介するのは、そんな新緑の季節を心から楽しむのにピッタリの場所。

2022年度の営業開始を6月1日(水)に控えた、知る人ぞ知る秘境のホテル。

新潟県胎内市の奥座敷、胎内高原の険しい山道を抜けた先にひっそりと佇む、

奥胎内ヒュッテをご紹介します(^^)

目次

奥胎内ヒュッテ、どこにあるの?

奥胎内ヒュッテは、新潟市内から約1時間半胎内市の中心部からは約1時間弱のところにあります。

胎内高原の有名リゾート「ロイヤル胎内パークホテル」を過ぎて、胎内ダムを抜けたさらに山奥。

地図を見れば一目瞭然。「車で行ける最果ての地」といっても過言じゃないような、まさに秘境の地です。

奥胎内ヒュッテまでの道のり

2022年の営業は6月1日から。まだ始まっていないので、ここからは去年の写真になります。

訪れたのは、紅葉の最盛期が近づいた2021年の11月初旬。

奥胎内ヒュッテに向かう途中の「ロイヤル胎内パークホテル」付近は、もう少しずつ木々が色づき始めていました。

天候は、あいにくの曇り空。

朝には雨が降っていたので、濡れている土の香りがふわりと漂う針葉樹のトンネルをひた走ります。

胎内高原エリアを抜けて、約10分ほど走ってきました。

標高が高くなってくるにつれて、紅葉した木々の色が濃くなってきましたね。

右下へ目を向ければ、胎内川の渓谷。恐らく道路からの落差は50メートルほどでしょうか。

長い時間をかけて、ここまでの高低差が生まれたんですね!

おっと・・・心なしか道幅が狭くなってきましたよ。

落差50メートル以上もある崖なのに、なんだか心許ない柵の低さ。場所によっては柵がないような場所もあります。

ハンドル操作をひとつ誤れば・・・なんてことを考えながら、細心の注意を払って進んでいきます。

威圧感のある崖と、落石注意の看板も登場。

・・・大丈夫なのこれ(-_-;)

そんなスリリングな道中にも、ひとときの癒しが待っていました。

小さな子供を連れたサルの群れが登場。5頭ぐらいいたかな?

長く厳しい冬を目前にして、食料探しに奮闘中の様子。

そんなこんなしているうちに、なんとかホテル前の駐車場に到着。

胎内高原を過ぎて、かれこれ30分ぐらい走ったでしょうか。

最後のほうは道幅が広めで、走りやすかったですよ。

到着したのは、お昼前の11時頃。駐車場には、すでに30台ほどの車が停まっていました。

一般車はここで行き止まりで、先へ進むことはできません。

奥胎内ヒュッテ、どんなところ?

山奥に突如として現れた、西洋風のお洒落なホテル。

奥胎内ヒュッテに到着です!(^^)

森の緑色と調和して、とても落ち着いた上品な雰囲気の外観。

気付かないうちに、「磐梯朝日国立公園」の中へ入ってきていました。道理で険しい山道だったわけですね。

ホテルの入り口には、タクシー乗り場が。ここからは乗り合いタクシーが出ていて、飯豊山登山口まで向かえるみたいです。

ちなみに今回11月初旬の時点で、今シーズンの運行を終えていました。

でも駐車場の車の多さから察するに・・・この場所から本来はタクシーに乗っていく距離を、徒歩で飯豊登山口へ向かった登山者も多そうです。

エントランス脇には、いい感じの雰囲気のコンコース。

その奥には、ハンモックが吊るされています。

500円ほどの利用料金で、自由に使えるみたいですよ。

建物の正面には、ホテルのマスコットキャラクターとも言える珍鳥、「アカショウビン」のエンブレムが。

定期的に、野鳥観察の体験会も催されているみたいです。

ホテル名を記したモニュメントは、まるで苔たちの宴。

長い月日をかけて育ってきた、無造作で華やかな美しさ。

早速、ホテル内へ入ってみましょう(^^)

エントランスを抜けると・・・

正面に雰囲気のある受付カウンターがお目見え。

こちらで昼食の受付を済ませます。

開店時間は11時。

ぷっぷは11時15ごろに到着したのですが、すでに10組ほどのお客さんが順番待ちをしていました。

さすが紅葉シーズンの週末。もし順番待ちをしたくなければ、平日に行くか開店前からまっていたほうがいいかも。

ランチのほかにも、豊富な日帰りプランが用意されています。

例えばホテルを拠点にしてトレッキングを楽しんで、ランチを楽しんだら入浴してホテルの個室で休憩、なんてことも出来ちゃいますね!

エントランスで順番を待ちながら、どこかの山小屋にいるような非日常感を楽しみます。

「あのソフトクリーム、ランチ後に外を散歩しながら食べようかなぁ。」

そんな物思いに耽っていると、待ちに待ったひと声が掛かりました。

「ぷっぷさま~お待たせしました~」

今回通されたのは、レストラン奥の屋外テラス席。

少し肌寒い日だったけど、どうせなら外で美味しい空気と自然を楽しみたいと思っていたのでラッキー(^^)

メニューはこんな感じ。どれも本当においしそう。

実は今日ここに来る前から、心に決めていたメニューがあるんです(^^)

いざ、実食。

早々に、まずは前菜のサラダがお目見え。

野菜はどれも新鮮で、ドレッシングも深みが効いて美味しい。

この日はどんより曇り空だったのに、狙い澄ましたかのような青空が顔をのぞかせてくれました。

晩秋の凛とした空気と、時折ふわりと香ってくる枯れ葉と土の香り。

胎内川のせせらぎがテラス席全体に心地よく響き渡ります。

そんなこんなで、お待ちかねが到着!

今回のメインディッシュは、「ごろごろお肉の特性ビーフシチュー」!

以前一度だけ宿泊した時の味が忘れられず・・・また再開できました(^^)

こちらは自家製のフランスパン。

まだほんのり温かくて、外はカリカリ、中はふんわり。

こんがり香ばしい食感も、シチューに負けない主役です。

口に入れた瞬間、ほろりと崩れてとけるジューシーなお肉と、深みのあるデミグラスソースの味わい。

たまりません。

そして目の前には、奥胎内の大自然。

日の光が明るくなるにつれて、小鳥たちがさえずり始めました。

言うまでもなく、良い週末です。

ここでぷっぷ、あることに気付きました。

できることなら、ここにず~っと座っていたいんですが・・・

知らない間に、レストランの順番待ちが20組を超えて大変なことに。

後ろ髪をひかれる思いで、テラス席を後にしましたとさ。

あとがき。また訪れたくなる大自然

自然いっぱいで魅力的な「奥胎内ヒュッテ」、如何だったでしょうか。

山奥の豪雪地帯にあって、一年のうち初夏から晩秋の数ヶ月しか営業していない、隠れ家のような素敵なホテルでした。

今回訪れた秋のほかに、季節によって様々な宿泊プランが用意されているみたいですよ。

訪れるたびに異なる顔を見せてくれる、奥胎内ヒュッテ。

2022年度は、6月1日(水)に開業予定です。

私ぷっぷ、今シーズンに訪れるときは、ランチで越王豚の山小屋風ポークソテー醤油ガーリック仕立てを食してみようと思います(*^^)v

Written by ぷ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる