こんにちは。ぷっぷです!
蒸し暑かった夏が飛ぶように過ぎ、今年も気づけば紅葉が美しい季節がやってきました。
私ぷっぷ、今年の秋はちょっと遠出が難しそう(^^;
でも秋の彩りは絶対に楽しみたいので、近場のいいところを回ってみようと画策しています。
そんな訳で今回は、新潟市や新発田市街からも比較的行きやすい紅葉スポット、
新発田市の山間にある「荒川剣龍峡」をご紹介します!
剣龍峡の場所
剣龍峡の場所は、阿賀野市と新発田市のほぼ真ん中あたり、月岡温泉街からほど程近い山あいにあります。
新潟市中心部から車で約1時間、新発田市街地からは約20分ほどでしょうか。
〒957-0045
新潟県新発田市荒川付近
剣龍狭ってどんなところ?

駐車場に着くまでは、のどかな里山を通って上り坂をしばらく進みます。
本当にこの先にあるのかなと不安になっていると…ありました!看板!


駐車場には 10 台ぐらいが駐められるスペースはありそう。
紅葉の全盛期ということもあり、入れ代わり立ち代わり車が出入りしていました。
ちなみに、ほとんどすべての車が新潟ナンバー。地元住民のみぞ知る紅葉スポットといったところでしょうか。
さあ、車を駐めて早速渓谷へ降りてみましょう!

道路から川に続く階段を降りると、石でできた風情のある橋がお目見えします。

木々の間に佇む石橋。味があっていいですねぇ。

橋を渡るとその先は、針葉樹とシダが生い茂る、もののけ姫の世界のような神秘的な空間。

何やら炊事場のような休憩場所がありますね。
それもそのはず、この場所は「剣龍峡キャンプ場」というれっきとした無料のキャンプ場。
キャンプ場という名前ではありますが、周囲には街灯などは何もなく、トイレは駐車場付近まで200〜300メートル歩いて戻らなければいけないので、かなり上級者向けのキャンプ場です。
車の乗り入れはできませんので、手荷物で運ぶ必要があります。

炊事場の隣には、登山道の見取り図と登山案内板があります。

ここに登山届けを提出するみたいですね。
ちなみに、この「剣龍峡登山道」コース、1 周の所要時間は約 5 時間とのこと。
ハイキングのような軽い気持ちで出発すると、かなり後悔しそうですね…!

なんだか登山道っぽい雰囲気になってきました。
今回は残念ながら登山装備じゃないので分け入ることができませんが、ちょっとだけ途中まで行ってみることにしましょう。

100メートル ほど歩いたところには祠と石段が。

そしてその袂には、透き通った長閑な清流。

この場所でレジャーシートを敷いて、おにぎりやサンドイッチを味わいたくなるような素敵な場所です。
針葉樹のツンとした香りと、小川のせせらぎも心地よい。

でも・・・忘れてはいけません。
ここは森の登山道。何が出てきても不思議ではありません。
紅葉シーズンは人通りがあって安心ですが、平日は人の気配がまったくなさそうな場所です。
さて、このあたりで引き返して、目的地の「剣龍峡」を見に行きましょう!

木漏れ日が差し込む山道をのんびり進んでいきます。

それにしても、本当に空気が澄んでいて良い香り。

苔たちも青々としていて、気持ちよさそうです。

こんな木製のテーブルもありましたよ。ちょっとしたランチに最適ですね。

そんなこんなで写真を撮りながら歩いていると、急に目の前に姿を表したのは、地面が深くえぐられた谷の姿。
これが剣龍峡?なんだかイメージしていた場所と違う。
そう密かに思いつつ、下から眺めるために降りてみると…

「おおぉ!!」
ものすごい角度で地面がえぐられています。
これ、崖の真上に道路が通っているんです。
道路の地下をえぐるような、激しい川の流れだったことを物語っていますね。

近くにあった一枚岩も、この通り。
水の流れで侵食されて、一筋の流れになっています。

水の流れって穏やかですけど、長い時間をかけてこのような自然美を形成する力強さがあるんですね。

さっき渡ってきた石橋を見上げる。
大自然と人工物の調和、本当に美しい。

滝から降り注ぐマイナスイオンを浴びていたところで、太陽が傾いてちょっと寒くなってきました。
木々に囲まれているので、暗くなり始めるのが早いですね。15時ぐらいには撤収したほうがよさそうです。
さて、そろそろ月岡温泉に立ち寄り湯でも入ってから、帰るとしましょうか(^^)
あとがき
新発田市の剣龍狭、いかがだったでしょうか。
街中からのアクセスが適度に良くて、自然の息吹を感じられる紅葉スポットのご紹介でした。
新潟にはこんな素敵な場所がまだまだたくさんあるので、これからも少しずつご紹介していきますね(^^)

Writent by ぷ。